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KOIBUMI
第16章 村尾先生
でも・・・、あいつ等は違った。
上地と上原は入学式の時から鼻につく奴らだと思っていた。
入学式に遅れてきた二人はそれだけで全校生徒の注目を浴びた。
二人とも身長は180以上。俺の嫌いなイケメンていうやつ。
その上少し悪ぶった見た目。
女子の視線を二人占めしその上式中に玉城半次と揉め喧嘩・・・。
その後玉城とは意気投合し仲間になりその仲間には淳と涼に続くイケメンの琢磨と大和が加わった。
問題児が集まるF組は淳と涼筆頭に一致団結。
入学式翌日には2学年上の上級生に呼び出されるもあいつ等は上級生にも負けずその強さを皆に見せつけた。
気付けば今まで校内を仕切っていた比嘉陽(ひがはる)もあの二人に付き・・・この高校はあいつ等の天下になった。
あいつ等のやることなすこと全てが俺がやりたいこと。
女は振っても振っても寄ってきて常に困ることはない。
やり捨てしても誰からも文句は言われない。
だから俺は決めた。
あいつ等に勝つと・・・。
あいつ等に勝った時俺は・・・・・。