この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI
第20章 抜け殻の私
大学の食堂を出てキャンパスを歩き・・・。
門の前に止まる車に乗り込んだ。
そこに座っていたのはマネージャーの由美さん。
淳の事を思うと寂しくなるから・・・。
私は暇なんて出来ないくらい仕事を入れていた。
「凛??・・・・あの子はまだ出てこないの???」
・・・・・・。
「あ・・・はい・・・(笑)・・・だってまだ半年だし・・・。」
「そっかーー・・・、出てくることが分かったら言ってね?(笑)」
え・・・????
「由美さん???」
由美さんは笑って・・・・。
「そしたら仕事全部断ってあげるから(笑)」
・・・・・・・。
由美さんとはもう付き合いが長い。
淳と付き合ってることも全て知っていた。