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KOIBUMI
第20章 抜け殻の私




大学の食堂を出てキャンパスを歩き・・・。


門の前に止まる車に乗り込んだ。


そこに座っていたのはマネージャーの由美さん。


淳の事を思うと寂しくなるから・・・。


私は暇なんて出来ないくらい仕事を入れていた。


「凛??・・・・あの子はまだ出てこないの???」


・・・・・・。


「あ・・・はい・・・(笑)・・・だってまだ半年だし・・・。」


「そっかーー・・・、出てくることが分かったら言ってね?(笑)」


え・・・????


「由美さん???」


由美さんは笑って・・・・。


「そしたら仕事全部断ってあげるから(笑)」


・・・・・・・。


由美さんとはもう付き合いが長い。


淳と付き合ってることも全て知っていた。



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