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KOIBUMI
第22章 壁
マンションに戻るのはマジ1カ月ぶり(笑)
「お前暫く外ふら付くなよ???」
同室の半次は煙草を咥え言った。
・・・・・・。
「なんで?(笑)仕事だって直ぐ行かねーと、みんなに迷惑だし・・・。」
半次は俺の荷物を寝室に運び・・・。
煙を吐きながら・・・。
「昌也は捕まってねーし・・・、次揉めたらマジ心臓刺されるぞ?」
またアイツ捕まってねーのかよ・・・。
「昌也は退院した?」
俺もタバコに火をつけると・・・。
「さぁー・・、アイツはお前を多分またやりにくるぞ?暫くどっかに雲隠れしたらどうだ?」
俺が???
俺はソファーに腰掛け・・灰を落とした。
「何で俺が?(笑)あんな奴怖くねーし・・・・。」
半次はため息をつき俺の前に座った。
「いいか?・・・お前が死にそうになった時・・・皆マジでショックだったんだ・・・。俺だってお前が生きてくれてマジで安心した・・・。」
・・・・・・。
「お前が死んだら・・・マジで後追いする女・・・いるだろ?」
・・・・・・。
何言ってんだ・・。
そんなの・・・。
「そんなのいねーよっ!!!!」