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KOIBUMI
第6章 大嫌いと公開処刑(笑)
泣いてるッ!!!
やっべぇぇーーーーっ・・・。
俺は慌てて汚れた蓮見の制服を叩くと・・・・
「触らないでッ・・・・・・」
・・・・・ッ?!
蓮見は俺の方も見ないで胸のボタンを直し・・・。
ブレザーに着いたコロッケの衣や・・・ナポリタンのケチャップを拭いてべちゃべちゃになって落ちてる弁当の中身を弁当箱に戻した。
泣きながら・・・。
俺・・・ッ・・
かなり不味いことしたような・・・・。
「あのっ・・さー・・・蓮見・・・マジごめん・・・」
切れかかった紙袋を拾い俺が言うと・・・・。
「上原君は?」
・・・・・。
え・・・・・
べとべとの手で涙を拭きながらそう言った・・・。
「あ・・淳???」
「上原君・・・何処?」
・・・・・・・。
「教室だと思うけど・・・・・。」
・・・・・・・。