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第14章 突然の出会いと2人の過去

和也said




俺は店内に入って・・・店員に話をして・・・・。


奥の小さな事務室のような場所に案内された。


部屋に入るとスーツを着た男が笑って・・・。


「滝本さん～・・・(笑)すいませんね～・・・お忙しいのに～・・・・」


はぁ・・・。


俺はため息をつき・・・。


「イヤこちらこそご迷惑をお掛けして申し訳ない・・・ただ、今後はもう入店を断って頂けますか？？俺も忙しいから早々来れない・・・・。」


封筒を差し出し言うと・・・男は中身を確認し・・・。


「弟さんも大変ですね・・・(笑)兄貴があんなじゃ・・・・。まぁ、・・・安心してくださいうちの店はもうお兄さんは出入り禁止にしますから・・・・」



はぁ・・・。


「そうして頂けるとありがたい・・・・」


そんなやり取りをした後俺はその事務所を出た・・・。


すると・・・入り口の方から一人の女の子が泣きながら走って来て・・・・。


奥のスタッフルームと書かれている部屋に入って行った・・・。


その姿を俺が見てると・・・・。



「またかぁ～・・・・」



俺から金を受け取った男は頭を抱えてそう言った。


「なんですか？？今の・・・・」


俺が言うと・・・男は笑って・・・・。


「ここね、セクシーキャバクラだからさ～・・・お触りＯＫなんっすよ(笑)おっぱいも下もねっ・・・だからそれを知らないで入った子？？？」


セクキャバか・・・・・・


「説明しないんですか？？？」


俺が入り口の方まで歩いて行くと男は入り口まで見送りながら・・・・。


「そんなの一々説明してたらスタッフさん来ないしね(笑)慣れる子は慣れるし・・・・」



へぇ・・・・。



(笑)


軽い詐欺じゃねぇかッ！！！