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Tweedia~~信じあう愛
第20章 消えた女
仁said
モタ子は俺に半分被さりながらぽかんと口を開けたまま俺を見た。
別にコイツが好きとかそんなんじゃない。
ただ・・・急に電話に出てくれなくなると・・・。
それなりに気にするってもので・・・。
モタ子は延ばしてた手を引っ込め・・・・。
「電話に・・・出れない状況でした・・・・」
そう言った。
「それってどういう状況?」
俺が言うと・・・。
一回俺の顔を見るけど・・・。
また下を向いて首を横に振った。
・・・・・・。
「じゃーーさ、・・・電話に出ないってのは~・・・まぁ・・・100歩譲ってもう聞かねーけどさ・・・・。」
なんで・・・。
「何でデリヘルやってんの?」
俺が言うと・・・モタ子は口に手を当て・・・。
俺を見てまた下を見て・・・また俺を見る・・・。
「あの・・・・ッ・・・・あの・・・・え・・・・っと・・・・・。」
もう・・・どれくらいやってんだ?
知らない男とやってんの?
コイツ・・・。