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Tweedia~~信じあう愛
第20章 消えた女
仁said
なんだろうな~・・・。
なんかよく分かんねーけど・・・・なんか・・・。
コイツから連絡が来なくて・・・。
電話がいつも留守電になって・・・。
なんかイラつくって言うか・・・。
まぁ・・・べっつに良いんだけどさ・・・。
でもなーーーーんかコイツがこういう仕事してる事に納得いかないって言うか・・・。
モタ子は封筒の中身を見ると・・・・
「仁君・・・だめ・・・あの・・・あの・・・・こんな・・・・ダメ・・・・」
??????
「お前さ、・・・借金でもあんの?何でこの仕事してんの?」
俺がそう言うとモタ子は金を俺の太ももの上に置き・・・・立ち上がった。
「仁君の事・・・・あの・・・ね・・・仁君の事・・・巻き込めない・・・・」
・・・・・・。
ゆっくり振り返って・・・・悲しそうな顔で少し笑ってそう言った。
「何?・・・何があったか言わないと分かんねーし・・・・」
モタ子の手首を掴み言うと・・・モタ子はその手首をジッと見て・・・・。
「・・・・言えない・・・・・」