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ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス

「皆さんお疲れ様でしたー!」

裏でスタンバイしてたマネージャーの久保ちゃんが、アイスノンとスポーツドリンクを手渡してくれた。

「サンキュー…」
涼「久保ちゃん、俺カッコ良かった?」
「カッコ良かったよー!1番輝いてましたよ!」
涼「へへッ!」

「秦野さん、どうやった?」
「お疲れさん。初めてのメインにしては上出来だったが、人数に圧倒されて少し尻込みしてただろ?人数の多さにも慣れていけよ。メインでやる機会も増えるからな」

今後フェスに出る際に解決しやなアカン事が1つ決まったな…
人の多さは慣れしか無いし、それはメインで場数踏んでいかなアカンから、もっとメインに出られるよう頑張っていかんとな…

「撮りまーす!」

パシャッ

インスタの公式アカウント用に写真を何枚か撮って、撮影が終わるとシャワーを浴びた。

「ふぅ…」

浴び終わって上半身裸のまま、今日のタイムテーブルを確認する。
茜さんに観たいアーティストを事前に聴き、空いたタイミングで茜さんのところに行こうかと画策中…




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