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ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス
幹也達と別れ、楽屋の傍にある屋台を見に行った。
「ああ…腹減ってきた」
さっき食べたポテトとホットドッグだけじゃ足りやんようになって、カレーとステーキ串を購入した。
暑いので、茜さんにはモナカアイスを。
「よく食べるのに春人って痩せてるよねー」
「そりゃ動いた分はちゃんと消費してるし、暇あったらジム行ってるから。てか茜さんはもっと食べた方がええよ」
美味いカレーと肉を堪能していると…
光「あっ、ハル!」
「ん、光ちゃん?」
光「お前どこに行ってたんや!?秦野さんめっちゃ怒ってるで?」
「あ、ヤベッ!?茜さんと居てたら、時間忘れてた!」
時間を確認すると、2時間経過していた。
ヤベー…めっちゃ怒られる…
「…茜さん、出入り口まで送っていくわ」
「う、うん。何だかごめんね」
「いや大丈夫。そうや、今日は来てくれてありがと。じゃあ、秦野さんに見つかる前に…」
茜さんを無事送り届けて楽屋に帰れば、秦野さんから雷が落とされた。
でも、久しぶりにお客さんの立場で見れたのは、面白かったな。
しかも彼女と…
「春人聞いてるのか!!」
「はいっ!?」
ー完ー