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ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス
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幹「じゃあなー、バイバーイ!」
「ワァァァ!!」
Jackのライブが終わり、汗だくの5人が袖に入ってきた。
「お疲れー」
幹「サンキュー、ハル!マネージャーさんもありがとうね」
「は、はい…」
松「あっついな」
ドラムの徹が上着を脱ぐと、茜さんは彼の肩に釘付けになった。
「茜さん、どうしたん?」
「い、い、入れ墨!?」
「違う、タトゥーな」
幹「…マネージャーさん、タトゥー見た事ないん?」
バンドマンでタトゥー入れてる人は多くて、俺の友達にも入れてる奴は居る。
まぁ、俺らは入れてないけど。
「は、春人は入れないよね!?」
「入れへんよ。それにファンの子らビックリするやろ」
「本当に!?入れない?」
「うん、茜さんにお願いされたから、絶対しやんよ」
茜さんのイメージでは、「タトゥー入れてる人」はアッチ系の人って思ってるんかな…
幹「なんか大騒ぎしてるなー」
松「徹のせいちゃうん?」
徹「えっ、俺のせい?」