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ほのぼのした時間を
第10章 彼氏の観察
しばらくするとお店のURLが送られてきて、それは近くにあるカフェ。
前に春人と散歩してた時に見つけたお店で、1度行ってみたいと思っていた。
ホームページに載ってる料理美味しそう。
今日行ってみて良かったら、春人に教えてあげよ。
出るまでに時間があるから、Blue EyesのDVD観よう。
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「ほぁぁ…」
カッコいいなぁ…
髪型が若干乱れ、汗も滴って色気が醸し出された表情は堪らない…
作曲の時とはまた違った表情を見せてくれる。
またライブ行きたいな…
「…あ、ヤバい!もうこんな時間!?」
テレビの春人に見惚れていたら、約束の時間が近付いていた。
「行ってきます。いい子で待っててね」
「クゥーン」
美咲とのランチで遅れたこと無かったのにー…
歩いていける距離で良かった…
「お待たせ、ごめんねー」
「全然。今来たとこだからー」
持って来てくれた水を一気飲みして、メニューを確認する。