この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第11章 ハロウィン
ピタピタ…
「あー、痛い…痛い」
「痛くない。口に血糊付けてんのに喋らないの!」
パシン
「痛い!肩パンは痛いよ!」
本日はハロウィンで、Blue Eyesはただいま仮装中。
ヨシはゾンビで、涼介は死神、光ちゃんは狼男。
俺は会社員の吸血鬼。
てか、リーマンの吸血鬼とかどんな設定や…
インスタに載せる為だけやのに、メイクや衣装も本格的。
光ちゃんの狼男は牙を付けて、体毛を付けて狼っぽさアップ。
ヨシはオールバックじゃなく、敢えて乱れた髪型にしている。
俺も牙と唇の端に血糊を付けてもらい、赤のカラコンを入れて、襟に血の跡があるスーツを着た。
「どうや、似合ってるか涼介?」
涼「はいはい、エロいエロい」
「(# ^ω^ )」
ガブッ
涼「痛い痛い!!ドラキュラみたいに噛むなって!誰か助けて!!」
光「ハルの格好も見ずに、適当な返事するお前が悪い」
涼「酷い!!」