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ほのぼのした時間を
第11章 ハロウィン

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「……これは何?」
仕事終わりに美咲から家に来るよう指示され、いざ行って見ると…
「見れば分かるでしょ?メイド服よ」
「はぁ?」
ハロウィンだから変装しろと迫られています…
そんな人妻の親友が着ているものは、フリフリしたスカートを履いた所謂ゴスロリファッションってやつ?
メイクもちょっと毒っぽい感じがして、妖しさを醸し出している。
「ねぇ、茜これ着てよー、お願い!」
「嫌だー!歳考えなよー!てか、誰かに見られたらどうするの!」
「大丈夫だって、近くまで車で行くから。それにそこら辺仮装だらけだから、誰にも分からないって」
美咲がここまで押してくるのは、美咲が行きたがってたお店が本日ハロウィン限定で、仮装して来店した人全員に割引きとデザートを付けてくれるというもの。
以前から2人分で予約してあったらしいが、旦那さんに急な出張が入った為、私が誘われた。
このお店は私も行きたかったけど、仮装はハードル高すぎるよ…

