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ほのぼのした時間を
第11章 ハロウィン

「そろそろ帰ろっか?」

代行を呼んで、一緒に送ってもらう事に。
だけど、停車したのは春人のマンションの前。

「私の住んでるマンションもうちょっと先なんですけど…?」
「え?山岡くんもうそろそろ帰ってくるってラインで…」

帰る間際にラインしてたのは、旦那さんとじゃなくて、春人とのやり取りなの!?

「ほら、来たよ」

指差した先に歩いてくる春人が。
美咲が出るようグイグイ押してくるけど、私まだ男装のままなんですけど!

「や、待って。私まだ着替え…うわっ!?」
「じゃあね!」

丁度車から出されたタイミングで春人の前に。

「……茜さん?」
「は、はい…」

うわー…引いてるのかな?
ジロジロ見られると、手を引かれてマンションへ。

「は、春人…私着替えたいんだけど」
「着替えるんやったら、俺ん家でもええやん」
「ええー…」

部屋に入り、リビングのソファに押し倒された。

「この格好どないしたん?」
「美咲の悪ふざけで…ハロウィンの仮装です…」
「似合ってるよ」




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