この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第11章 ハロウィン
「そろそろ帰ろっか?」
代行を呼んで、一緒に送ってもらう事に。
だけど、停車したのは春人のマンションの前。
「私の住んでるマンションもうちょっと先なんですけど…?」
「え?山岡くんもうそろそろ帰ってくるってラインで…」
帰る間際にラインしてたのは、旦那さんとじゃなくて、春人とのやり取りなの!?
「ほら、来たよ」
指差した先に歩いてくる春人が。
美咲が出るようグイグイ押してくるけど、私まだ男装のままなんですけど!
「や、待って。私まだ着替え…うわっ!?」
「じゃあね!」
丁度車から出されたタイミングで春人の前に。
「……茜さん?」
「は、はい…」
うわー…引いてるのかな?
ジロジロ見られると、手を引かれてマンションへ。
「は、春人…私着替えたいんだけど」
「着替えるんやったら、俺ん家でもええやん」
「ええー…」
部屋に入り、リビングのソファに押し倒された。
「この格好どないしたん?」
「美咲の悪ふざけで…ハロウィンの仮装です…」
「似合ってるよ」