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ほのぼのした時間を
第3章 日常2
2.色気より…
「おかえりー」
「ただいまー」
仕事終わりの茜さんを、キス込みでお出迎え。
照れてる茜さん可愛い。
「疲れた…」
「お疲れ様。お風呂にする?ご飯にする?それとも…俺?」
へへっ、一度言ってみたかったんよな。
俺を選んだら、仕事の疲れを吹き飛ばすくらい気持ち良く…
「…今日の晩ご飯何?」
「カレーやけど。あとは温めるだけやで」
「じゃあ、先にお風呂入ってくるね」
「…」
「俺?」の部分は無視ですか?
「もう…」とか呆れたリアクションが欲しかったのに…
ガチャッ
風呂場に突撃して、湯船に浸かる彼女の背後に入った。
「ちょ、何!?」
後ろから抱き締めて、身体をまさぐる。
「あっ、やめ…」
「さっきのセリフ、反応して欲しかったなー」
「だって、反応したら触るでしょ…」
「うん、触るよ」
お触りする手を、少しずつ下の方に降ろしていく。
「春人…」
両手を掴まれ、赤い顔で瞳を潤ませながらこちらを見てくる。
その顔にも欲情させられるんよな…
「なに?」
「…お腹空いた」
「……」
…色気より食い気っすか?
ー完ー