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ほのぼのした時間を
第1章 2人の日常
1.泣き顔
「ああ…もう、春人のバカ!」
「…ごめん」
またやってもた…
昨晩、久しぶりに茜さんとエッチしたんやけど…
盛り上がり過ぎて身体中にキスマークを付けまくってもた…
しかも、NG出されてる首周りにまで付けちゃった…
「どうしよ…もう見えるとこに付けないでって言ってるのに…ファンデーションで隠せるかな?」
下着姿で、困り顔のまま鏡とにらめっこする茜さん…
……泣かせるつもりはさらさら無い、けど…
泣きそうになってる顔可愛いなー…
てか、そそられるな…
そんな顔されたら、もっとエッチなことして虐めたくなるんよな…
…今は怒ってるからシやんけど…
「春人、聞いてるの!?」
「ああ、ごめんって。機嫌直して」
後ろから彼女を抱き締めて、肩越しにキスをする。
「久しぶりやったから、興奮しちゃった…ごめんな」
チュッチュッ…
「ん…もう、分かったから…」
謝罪のキスの嵐に降伏した彼女を見て、鏡越しにニヤッと笑う。
謝ったけど、「キスマーク付けるの止める」とは言ってないからな…
ー完ー