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ほのぼのした時間を
第14章 年下の彼女2

[今日、家に行っていい?]
仕事終わりにそんなメッセージを送り、返事も見ずに彼女の住むアパートに向かった。
彼女の部屋に着いてインターホンを押すと、すぐに茜がにこやかに出迎えてくれた。
「いらっしゃい、今日もお疲れ様」
優しく出迎えてくれたのに、俺の中に黒い感情が溢れ出す。
アイツにもそんな顔してるんちゃうか…
「どうしたの…?」
扉を閉めると、茜を壁にゆっくり押し付けて、強引に唇を奪った。
「ん、んんっ!?」
普段は乱暴な行為はしないからか、彼女が逃れようと腕の中でもがく。
優しくしようという気遣いが出来るほど今の俺には余裕が無い。
俺の大好きな笑顔を他の男に向けて欲しくない…
気安く他の男に触らせるなよ…
「はぁ…はるくん…」
酸欠で目をトロンとさせる彼女に、背中がゾクゾクとする。
この顔をさせられるのは俺だけや…
欲求不満とあの男への苛立ちが募り、無言のまま寝室まで連れて行き、ベッドに押し倒した。

