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ほのぼのした時間を
第14章 年下の彼女2

キスをしながら、服の上から身体を弄り、乳首の部分を指先でクルクルなぞる。
首筋の匂いを嗅ぐと、彼女の匂いと石鹸の香りが混ざり合って、下半身がカッと熱くなる。
「ふ、んんっ…」
部屋着をめくろうとしたら、彼女が裾を押さえてきた。
拒否され、昼間の苛立ちも相まって、彼女の両手を纏めて掴んで部屋着を捲り上げた。
久しぶりの柔肌とふっくらとした胸を前にして、鼻息荒く彼女の小さな乳首に吸い付いた。
「んん、や、めて…」
「なんでそこまで嫌がるねん…」
乳首を軽く甘噛みすると身体が震えたので、更に続けようとしたら….
「や、やだっ!!」
「……!!」
耳に入ってきた拒絶の言葉に、顔を上げた。
堪えるようにギュッと閉じた瞼から、一筋の涙が流れ落ちた。
欲情や苛立ちが空気が抜けるようにしぼんでいき、残ったのは激しい後悔の念…
「ごめん…」
「は、はるくん…」
最低や…
感情に任せて彼女を襲おうとして、彼女を傷付けて…
「ホンマごめん、俺…帰るわ」
「待ってはるくん!私……」
萎んだ気持ちのまま出て行く際に彼女が何を言ってるのか聞き取れなかった…

