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第3章 日常2

「これ、春人の声じゃん！」
「さすが彼女。テーマは『言葉責めしたい彼』関西弁で脚本書くのむずかったわー」

違う、そうじゃないよ！

「なんで春人がドラマCDで声やってるの!?よく請け負ったね!?」
「謝礼と茜の秘蔵写真あげるって言ったら、二つ返事でOKしてくれたよ」

あんの、変態大魔神！

「てか、これ世間に出すつもりじゃないよね!?」
「私個人の趣味みたいなもんだから出さないよ。その代わり茜にあげる。『茜に聴かせる』って言ったらノリノリでやってくれたし」

貰ったけど、これどうしたらいいの…？

「山岡くん言ってたよ『女の人ってこういうの好きなんか。勉強になった』ってね。くふふー、ますます夜が盛り上がるわね」

人の性生活に口出さないでよ…

「よく春人にコンタクト取れたね？事務所通してないんでしょ？」
「同窓会の時にライン交換したの。茜の色んな情報を教えてるわよ」
「やめて！」


ー完ー