この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第4章 バカンス
ニヤニヤしながら、チャンプルーのお皿を私の方に押し出してくる。
「(´・ω・` )」
「嫌そうな顔せんでも…」
「私って苦いの苦手じゃない?コーヒーとかビールとか…ゴーヤも無理なんだよね」
「これはそんな苦くないよ。いっぺん食べてみ?」
「いい」って言ったのに、一欠片乗っけられた。
お皿のゴーヤにため息を吐いた。
意を決して、ちょっとかじってみた。
「…アレ?そんな苦くない」
「やろ?豚肉と食べたら美味しいで」
豚肉と一緒に食べると、確かに美味しい。
それを見てしたり顔の春人にちょっとムカついた。
「春人が作ったわけじゃないのにドヤ顔するな」
「教えたやんかったら、食べへんかったくせにー」
まぁ、春人のおかげで食べられたけど、その顔は別。
なので、つま先を軽く踏んだいた。
ーーーーーーー
昼食を終え、ホテルで少し休憩してから、近くのビーチに向かった。
「着替え終わったら、ここで待っとくわ」
「うん。後でね」
(茜さんのことやから、ワンピースタイプの水着やろうな…)