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ほのぼのした時間を
第4章 バカンス

ニヤニヤしながら、チャンプルーのお皿を私の方に押し出してくる。

「(´・ω・` )」
「嫌そうな顔せんでも…」
「私って苦いの苦手じゃない?コーヒーとかビールとか…ゴーヤも無理なんだよね」
「これはそんな苦くないよ。いっぺん食べてみ?」

「いい」って言ったのに、一欠片乗っけられた。
お皿のゴーヤにため息を吐いた。
意を決して、ちょっとかじってみた。

「…アレ?そんな苦くない」
「やろ?豚肉と食べたら美味しいで」

豚肉と一緒に食べると、確かに美味しい。
それを見てしたり顔の春人にちょっとムカついた。

「春人が作ったわけじゃないのにドヤ顔するな」
「教えたやんかったら、食べへんかったくせにー」

まぁ、春人のおかげで食べられたけど、その顔は別。
なので、つま先を軽く踏んだいた。

ーーーーーーー

昼食を終え、ホテルで少し休憩してから、近くのビーチに向かった。

「着替え終わったら、ここで待っとくわ」
「うん。後でね」

(茜さんのことやから、ワンピースタイプの水着やろうな…)




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