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ほのぼのした時間を
第4章 バカンス

パラソルの下に置いてあった飲み物と浮き輪を袋に詰める。
浮き輪をビート板みたいに使えたらいいな…
膨らませるの春人に手伝ってもらお。
「ねえ君、ちょっといい?」
声がする方を向くと、男の人が立っていた。
「な、何ですか?」
「いやー、君が可愛かったから、声掛けちゃった」
可愛くなかったら、声掛けなかったんかい…
「あの、なにか?」
「俺ね、横浜から来たんだけど、寂しい一人旅してんの。で、このビーチで君に出会った」
はっ…?
「君1人でしょ?今から俺と一緒に泳がない?2人っきりになれる良い場所知ったんだ」
「いや、私ツレと来てて…」
「友達と来てたの。じゃ、その子も一緒で…」
うわ、これナンパ!?
春人の言ってた通り。
肩を抱こうと男の人が手を伸ばしたら…
「…じゃあ俺もご一緒させてもらおうかな?」
「は、春人!?」
先に抱き寄せられ、春人の腕の中に。
サングラス付けて、パーカーも頭に被って変装している。
「ツレって男!?」
「アカン?しかも人の彼女に馴れ馴れしく話しかけて…」
「いや、彼氏居るとは思ってなかったな…あはは…」
男の人は顔を引きつらせながら、後ずさりして逃げていった。

