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ほのぼのした時間を
第4章 バカンス

私は皆と行く方が楽しいけど、たまに気疲れする時もある。
私も今度一人旅してみようかな…?

「よっしゃ、俺も泳ご」

プールに入ると、水泳選手並みのクロールでグイグイ泳ぎだした。
ターンも上手だし…

「すごーい!春人って、泳ぐの上手だね」
「小学生の時、水泳スクールに通ってたからね。今でも体力付けるのに、時間があれば泳ぎに行くんよ」

気持ち良さそうに泳ぐ春人を見て、また泳ぎたくなっちゃった。

「私も入る。ちょっと1人で泳いでみるから、危なかったら手貸してね」
「分かったけど、あんまり無理して泳ぐなよ」

ハシゴを掴み、意を決してバタ足で泳ぐ。
両手を真っ直ぐに伸ばして、顔を上げて息を吸う。

時間は掛かったが、なんとか春人の元に自力で辿り着いた。

「凄いな。ちょっと泳げるようになったやん!」

なんとか浮いている私を、優しく抱き上げてくれた。
胸が密着してるのに、にこやかな表情が崩れていない。

「もう鼻血出さないの?」
「もう大丈夫。こうやって…」

グイッ

「ひゃっ!」
「おっぱい押し付けられても平気。まぁ、俺のは硬くなってるけど…」




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