この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第2章 おじちゃん
久しぶりのオフの日。
わたげのブラッシングをしていたら、チャイムが鳴った。
「ん?はーい」
訪問してきたのは、俺の兄貴と奥さん。
そして…
「はりゅー!」
「瑞樹(みずき)!!」
姪っ子の瑞樹ちゃん。
山岡家にとっては初孫で、オトンとオカンに溺愛さてれいる姫。
ジジババに甘やかされているが、ワガママに育っておらず、4歳ながらも挨拶とかもちゃんと出来るんよなー。
わたげみたいにホワホワしてるし、可愛いわー!
我が子じゃないけど、目に入れても痛くないな。
「はりゅー、抱っこちてー」
舌ったらずな感じで『はりゅ』って呼んでくれるのも可愛い。
「もー、可愛いなぁ(*´ω` )」
「頭モフモフー」
「えへへ。マッシュヘアって言うんやで。昨日パーマかけたばっかりやねん」
俺とのハグに満足したのか、身体からすり抜けてリビングへと駆けて行った。
…もうちょいギュってしてくれても良かったのに(´・ω・` )