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ほのぼのした時間を
第7章 おじちゃん2
1週間後…
「はー、疲れたな…」
作業部屋で作曲をして、頭が疲れた…
こういう時こそ、甘いもんが欲しくなるな…
「春人、今いい?」
「ん、ええよ」
「お邪魔します」
お盆にケーキとコーヒーカップを載せて、茜さんが入って来た。
お盆のケーキはチーズケーキ。
「これ茜さんの手作り?すげぇな…」
「うん。お口に合えばいいけど…」
「いただきまーす」
一口食べると、口にあのチーズタルトの味が広がった。
「え、どないしたんこれ?お取り寄せしてくれたん?」
「ううん、春人の好きなチーズタルトの味に似せただけだよ。あのチーズタルト、関東では売ってないんでしょ?恋しくなるかなーって思って、試行錯誤して作ってみたの」
俺の為に作ってくれた茜さんの愛情がひしひし感じられて、ぶっちゃけあのチーズタルト超えたかも…
「ありがとう、めっちゃ美味しいよ…茜さんも食べる?」
「いや、私はいい…めちゃくちゃ味見したから…しばらくチーズ食べたくない…」
ー完ー