この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI 2
第1章 好きな人の行方
淳said
翌日
俺は竹芝の港に向かいある船に乗った。
はぁー・・・。
まぁ・・。
行き先が山奥じゃなくて良かったけど。
大きな船のデッキから海を眺めると・・・・。
10年以上前に高校で行った久米島の船を思い出す。
凛は・・・船酔いしてずっと寝てたっけな(笑)
懐かしい・・・。
俺は・・・しばらくは沖縄には帰れない。
一人で・・・。
一旦小笠原で過ごす。
はぁぁ・・・。
やってらんねーわ!
俺は直ぐに中に入って喫煙室で煙草を吸った。
携帯を見ると何度もあった凛からの電話。
あーーーあ・・・。
掛けなおしたい。
そんなもどかしい思いを胸に抱きながら俺は客室に戻って眠った・・・・・。