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KOIBUMI 2
第9章 不安な気持ち
ハルさんの弟アサヒはハルさんより5歳下・・・。
ヤンチャな奴で手が掛かると良く言っていたが~・・・。
まぁ、悪い子じゃない。
「アサヒ、・・・あの~さ、この辺で金髪の女見なかった???おかっぱの子なんだけど~・・・・。」
俺がそう言って近づくとアサヒは皆と顔を見合わせて・・・。
「さっき金髪の女の子歩いてて~・・・最初、赤いアメ車トラックの奴にナンパされてたよね???」
アサヒの横に居た女の子が言った。
ナンパッ????
「あ~ッ・・・なんか~・・・、そうそう!!声かけられてて~・・・でもその後白い軽が来てなんか助けるみたいに声かけてたから俺放っておいたんっすけど~・・・・知り合いっぽかったっすよ???」
助けてるみたい???
俺らの仲間で軽に乗ってる奴なんかいねーよな???
俺は慌てて仲間のグループラインに・・・。
『道で凛を拾った奴いたら連絡ください』
送信し・・・。
アサヒに・・・。
「その車どっち行った???」
そう聞くと・・・。
「赤いアメ車も軽も北谷の方行きましたよッ!!!・・・・もしかして~・・・あれって凛さんッ??」
・・・・(笑)