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KOIBUMI 2
第9章 不安な気持ち
仲間内の奴が拾ったなら安心だけど・・・。
でも、だとしたら直ぐに俺に連絡が来るはず。
車に戻って携帯を見るとラインは一気にメッセージで埋まる。
『蓮見がどうした?』
『何かあった?』
『行った方が良いなら直ぐ行くぞ~ッ!!!』
・・・・。
皆暇なのか???
すると直ぐに涼から電話が鳴る・・・。
「もしもし?」
俺は電話に出ながら車を出した。
『もしもしじゃねーよ、蓮見どうした?』
・・・・・・。
「あ~・・・ホテル戻ったら居なくなってた。今探しに出てるけど居なくて~・・・・」
「アサヒに会ったから聞いたら、最初赤いアメ車にナンパされてたっぽいけど・・・知り合いっぽい奴が助けたみたいで・・・白い軽自動車に乗ったのを見たって・・・・」
でもな~・・・やっぱ腑に落ちない。
仲間内なら絶対速攻俺に連絡が来るはず。
『白い軽???(笑)・・・軽に乗ってる奴なんていたっけ?』
いや、・・・。
「取りあえず~・・・白い軽とアメ車探すわッ!!!」
落ち着いてるそぶりを見せていたが・・・・。
かなり・・・・。
焦っていた。