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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。
ごめんな・・・。
俺がお前を置いて・・・ホテルを出て行ってしまったから・・・。
凛を抱っこし車を降りると・・凛は更に俺の首にしがみ付いて来た・・・。
「ごめん・・・。凛・・・ごめんな・・・。」
俺がそう言うと凛は少し体を震わせ・・・・。
「・・・あ・・・・あつ・・・・・」
・・・・・・///////
「んー・・ちょっと待ってろ~・・・・5分で車に戻るから・・・。」
そう言って自分が乗って来た蒼太の車の助手席に座らせた・・・。
凛から離れようとしたら凛は俺から離れなかった・・・。
「凛・・・・。大丈夫・・・(笑)すぐ戻る・・・。」
そう言うと凛は俺のTシャツの胸ぐらを掴みグッと自分に引き寄せてきた・・・ッ・・・。
えっ???
うつろな目で・・・・じっと俺の顔を見て・・・・。
「あ・・・あ・・・淳・・・・・。」
・・・・・。
「あぁ・・・気分悪い??」
目が・・・いつもの凛ではなかった・・・。