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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。
凛said
淳が来てくれた・・・・。
私は病室で点滴を打ちながら淳の事を想っていた。
コンコン・・・。
病室のドアがノックされ・・・・。
「はい・・・・。」
さっき出る様になった声。
なんか変。
返事をするとゆっくりドアが開き、大きな影が見えた。
あれ???
そこから見えたのは・・・肩を抑えていた蒼君。
ベットから起き上がって・・・・。
「蒼君ッ・・・・・」
その名を呼ぶと蒼君は白い歯を見せて笑った。
「寝たままでいいよッ・・・・凛ちゃん声出るようになったんだって???(笑)」
私はまたベットに横になって笑った。
蒼君はゆっくり私の傍まで来てベット脇の椅子に腰かけた。
「凛ちゃんごめんね・・・・・。」
・・・・・・。
「どうしたの??・・・・あ・・・・肩・・・・怪我??」
私が蒼君の肩を指さし言うと蒼君は肩をまた抑えて・・・・。
笑った・・・・。