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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。




淳が私を置いてホテルを出て行ったのは・・・蒼君の為だった。


蒼君はそう説明し謝って来た。



「(笑)・・・そっか・・・。私てっきり・・・またどこかに行っちゃったかと思って・・・・。早とちりしちゃった・・・。」


ダメだな・・・(笑)私・・・。


蒼君は優しい目を細めて・・・笑いながら私の手を握った。


「淳が・・・凛ちゃんを置いて何処かに行くわけないじゃない・・・。あの時もかなり後悔したと思うよ・・・(笑)」


・・・・・。


「凛ちゃん・・・・(笑)」


「んーー???(笑)」



私が返事をすると蒼君は少し私の顔に近づいて・・・・。



「早く淳の・・・・お嫁さんになってあげて??(笑)」


・・・・・・///////


ドキッとする・・・・。


お嫁・・・さん・・・・。



「淳は・・・凛ちゃんと直ぐにでも一緒になりたいはず(笑)・・・でも・・・今自分がバタバタしてるから躊躇してるのよ・・・(笑)」


蒼君・・・。



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