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KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原



島寿司をご馳走になり何度も頭を下げお礼・・・。


サワちゃんは店の入り口迄出てきてくれて、


「宏ちゃんの店はそこの道真っ直ぐ行った所だからねッッ(笑)もし見付からなくて行き場なくなったらまたうちの店おいでねッ」


・・・・・・(笑)


優しい・・・・。


「うちは夜もやってるから(笑)いつでもおいで~ッ」


私はまた頭を下げその場を離れた。


なんか優しいなぁ・・・。


小さいけど素敵な街。


淳はここで暫く過ごすのかな。


あ、由美さんに連絡しないとッッ


って、携帯ないしッッ!


はぁ~ッ・・・・私って本当にドジ。



淳に呆れられるかもな。



商店街を歩くとお土産屋さんや小さなカフェ・・・。



ショーウィンドウを見て自分の髪を触った。


凄い短い・・・。


淳に嫌われませんように・・・。


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