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KOIBUMI 2
第15章 母の思い
俺等は午前中に上原の実家の方に出向いた・・・・。
上原家と・・・まさかのその隣に立っていたのは上地家。
あの報道を追っ払った上地涼の実家だった。
あの二人が幼馴染と言うのは本当だった・・・・。
上原の実家に行くと朝から料理の準備をしているのか、・・・いい匂い・・・・。
庭先で中を覗くと・・・。
一人の50代の女性が出て来て・・・・。
「あれ~????(笑)どちらさん~????」
上原の母親????
「あ・・・、すいません(笑)私東京から来ましたこういう者です・・・・」
そう言って俺は名刺を渡し倉田も名刺を渡した。
するとその女性は名刺を見て・・・・。
「あら大変!!!久江ちゃーーん!!!東京から記者さんが来たよぉ~ッ!!!」
えっ????
この人誰ッ?????(笑)
すると奥から髪を一本でまとめた・・・まぁ・・・50代にしては綺麗な女性・・・。
エプロンで手を拭きながら・・・。
「え~???記者さん~?????」
・・・・・・。
俺と倉田が頭を下げると・・・・。
その女性も頭を下げて・・・笑った・・・・・。