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KOIBUMI 2
第15章 母の思い
淳said
病院を出て車内のミラーを見てると・・・・。
後ろから車が付いてくる気配はなかった・・・。
凛は何度も後ろを振り返って・・・。
「ね・・・大丈夫かな???・・・・さっきの人たち・・・・。」
俺の腕を掴み言った。
「ん~・・・・付いてくる気配はねーけど・・・・。一応外ふら付くのはやめるか????ホテル先に行って荷物だけ置いてホテルのビーチに行きゃ安全だろ???」
「うん・・・・・」
病院からホテルまでは車で30分くらい・・・・。
「ね・・・一応記者が居たって由美さんに言った方が良いかな????」
あ~・・・。
「そうだな~・・・一応報告して・・・・。俺も啖呵切っちゃったって詫びねーと・・・・。」
勝手なことを言ってしまった・・・。
でももう会見で全て話すわけだし・・・。
隠す事は無い。
俺等は・・・。
もうコソコソする必要はない。