この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原
淳said
あれから俺は町中を探し回った・・・が・・・。
金髪女なんて一回も見ないッ!!!!
警察署に行って聞いてみるが・・・そんな人物は警察署には来ていないという。
取りあえずまたフェリー乗り場に向かう・・・。
金もない、携帯もない・・・。
だとしたら~・・・アイツの考えそうな事は・・・。
人目に付かない公園とか・・・かなって・・・。
しかしフェリー乗り場の駐車場には若者が何人か溜まっているだけ。
チラッと見ると・・・地元の人間っぽい。
トイレは明かりがついているが~・・・
石垣に腰掛け煙草を吸ってトイレを張ってても全く誰も出てこない。
本当にアイツ・・・来てるんだよな???
まさか変な奴に連れて行かれたとか・・・。
いやいや・・・・。
携帯を見ると携帯の電池が無くなりそうになっていた。
・・・・・。
一回アパートに戻ってまた探しに出るか。