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第23章 あの男

深夜2時過ぎ



体育館内も電気が消え・・・・。


その暗闇の中動く人影・・・・。


その影はゆっくり・・・・。



一番端のある人物に近づいた。


・・・・・・・。


ここに居たのか。


その人物はそう思った。


人物が見下ろすその先には・・・・。


可愛い寝顔の女と・・・・



あの男。


・・・・・・・。


「・・・・・・。」



男が抱きしめる可愛い顔の女の綺麗な足が少し見え・・・


人物はしゃがみ込み・・・その女のスカートを少し捲った・・・・。



・・・・・・。


すると、男が気配を感じたのか一瞬起きそうになって・・・・。


慌ててその場を離れ・・・・。


体育館から出て行った・・・・。