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第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原

淳said


はぁ～ッ・・・もうお手上げッ！！！！


俺は一回宏太のアパートに戻って宏太の持ち歩きよう充電器を持ってまたフェリー乗り場付近を捜索！！！


しかーーーし！！！



まったーーーーーく・・・。


人の気配はない。


フェリー乗り場の駐車場に寝ころび空を眺めた。


はぁ・・・。


俺が全部悪いんだ。


ちゃんと凛に話して・・・。


由美さんにも話をして・・・。


連れてくりゃ良かったんだ。


でも・・・あの時は・・・。


まさか凛が来てくれるなんて思わなかったし・・・・。


むしろ嫌がられたら俺～・・・立ち直れないって・・・。


アイツを信じていなかった証拠だな。


迷惑に思われたらいやだとか・・・


連れて行って・・アイツに何かあったら・・・とか・・・。


何も前向きには考えなかった。






俺が全部悪いんだ。