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KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原




食事後・・・マツコさんはお酒を飲みながら煙草を吸って・・・。


「えっ?!・・・じゃぁ~・・・財布も携帯もないってこと???」


私は船でバックごと失くした事を伝え・・・。



「そんで、男を追って来たのに男を見つけられないってことッ???」


半ば呆れた顔のマツコさん(笑)


うんうんっと頷くと・・・。


マツコさんはハァ~・・・と深ーーーいため息ッ(笑)


「で~???その男が宏太さんの知り合いって事~?????」


そうそう(笑)


心でそう思いながら何度も頷いた!!


マツコさんは私を・・・本当に呆れた顔をして・・・。


携帯を出し・・・。


「もぉ~・・・今日宏太さんと喧嘩したからあんま電話したくないのに~ッ!!!」


はっ・・・。


『明日でも大丈夫ですし明日私がお店に行っても良いし』


そう書くとマツコさんはまた私を見て・・・。


「またアンタ、哲夫に襲われたいのッ???(笑)」


はっ・・・・・。



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