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KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
ホテルのエレベーターに乗るとそれは直接客室に繋がるエレベーター・・・・。
明は私の腰にギュッと掴まって・・・私は明を壁に押し付けるようにして昌也から遠ざけた・・・・。
12階に着くと・・・・ドアが開き・・・・。
昌也は笑って・・・。
「さぁ、降りて????(笑)」
・・・・・・。
明を先に下し私も降りると昌也も降りて来てまた歩き出した・・・・。
・・・・・・。
なにこれ・・・。
なんなの???
「ママ・・・・」
明が震えて私の手を握った・・・。
「大丈夫・・・・。」
それは・・・明にも・・・私にも・・・言い聞かせるように・・・・。
そう・・・。
大丈夫よ・・・・。
廊下を歩き奥の部屋の前に立つと昌也はカードキーを出し・・・ドアに差し込んだ。
・・・・・・。
ガチャッ・・・とドアが開くと・・・・。
「入ってください(笑)」
・・・・・・。