この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
湊said
祐司さんが調べてる間俺はデスクに戻って仕事を片付けた・・・・。
「拓海~・・・・俺ちょっと出てくるから、・・・・後頼んでいい~???」
パチパチとキーボードを打ち込み言うと・・・・。
拓海は顔を上げて・・・・。
「何かあった???(笑)」
・・・・・・
「あ~・・・、兄貴のパシリ(笑)・・・・さっき兄貴からまたラインが来て、なんか蒼太さんと半次さんと達也さん東京寄るらしい・・・明日だけどっ!!!(笑)」
俺がそう言うと奥に居た健二も顔を上げて・・・・。
「えっ??半次さん達どっか行ってんの???」
(笑)・・・・。
「兄貴に逢いにね~・・・(笑)・・・でもちょっと問題あり!!!・・・よし・・・俺もう行くわ!!!」
PCを閉じて立ち上がった・・・・。
すると受付の方から祐司さんが来て・・・・。
「湊・・・由美さんの自宅は大崎・・・・事務所は麻布・・・でもいい情報が見つかった・・・・。」
??????
大崎と麻布・・・・。
あんま参考になんねぇな・・・・。
「でも他にも情報が入って・・・・以前凛さんを追っていた記者がたまたま由美さんを乗せた車を渋谷で見たそうだ・・・・。飯田社長が連絡を貰ったらしい・・・・様子が変だったからとわざわざ連絡をくださったと・・・・・。」
渋谷・・・・。
「渋谷の・・・・○○ホテルだと・・・・。」
・・・・・・。
「分かりました・・・・行ってみます・・・・。」
て~・・・・
俺刑事じゃないんっすけど????