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KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
由美said
・・・・・・ッ?????
寝室のベットの脇に居たのは・・・・。
私の腰をギュッと掴む明・・・・。
私は明を連れ寝室を出た。
「明・・・・貴方はここに居なさい・・・・いい?」
しゃがみ明の顔を触って言うと明は涙をポロポロ流し・・・・。
「ママッ・・・直ぐに戻る??」
・・・・・。
「戻る・・・・隙を見て逃げて・・・・ね??・・・明・・・・大人に助けてって言って・・・・」
涙を指で拭くと明は何度も頷いた。
昌也は寝室・・・・。
私は振り返って寝室に戻って・・・・。
ドアを閉めた。
「あれ~????(笑)感動の再会しないの?娘ちゃんパパに逢いたいんじゃない???」
昌也はベットに勢いよく腰掛けて笑って言った。
・・・・・・。
こんな姿・・・・。
見せられるわけないじゃない・・・・。
「・・・翔太・・・・」
グッと下で拳を握ってその名を久しぶりに呼んだ。