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KOIBUMI 2
第30章 あの人の正体






凛said



・・・・・・。


前に出て行った私を淳が庇って抱えてくれた・・・・。


淳・・・・。


イヤよ。


こんな終わり方。



顔を上げると・・・・淳は優しい・・・穏やかな表情で笑ったの・・・・。


・・・・・・////////


もう・・・ダメだって思った・・・・。


その時・・・。


まち子さんが・・・・。




「撃ってみろ・・・・」


え・・・????



今ッ・・・・。



まち子さんの声だよねッ????


低い声でそう言った・・・・。


宮里君は一瞬・・・え????って顔をしてまち子さんの方を見た・・・・。


私達を大きな影が覆い・・・すぐ後ろに・・・・


まち子さん???


私と淳は顔を上げてその大きな巨体を見つめた。


まち子さんは宮里君をまた見て・・・・。


「撃ってみろって言ってんだよッ・・・・・・」


ぇええっ?!


なになになにッ????


何で煽ってるのッ????



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