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KOIBUMI 2
第30章 あの人の正体





昌也said



なんだ~ッ!?!?


このデブ女ッ!!!!!!


「うるさいっ!!!お前なんて親父に言って・・・警察に捕まえてもらうからなッ・・・名誉棄損で訴えてやる・・・」


「お前の親父がそんなに偉いのかッ?!」


ゲゲゲッ・・・・

俺が言い終わる前に被せて更にでかい声でそう言ってきやがった!!!!


「沖縄県の・・・辞任されそうな議員がそんなに偉いのか?何で辞任に追い込まれてるか分かるかッ???」


何だコイツーーーーーーッ!!!!!


「お前みたいなバカ息子が親父の金で悪さばかりして・・・お前が親父を首にしたようなもんだ!!!・・・・・・30近いいい年した男が・・・いつまでも働かず・・・親のすねばかり齧って!!!!」


きぃぃーーーーーッ!!!!!


「良いか?・・・・勘違いするんじゃないッ!!!!」


止めろッ・・・もうそれ以上言うな!!!!


「偉かったのは親父さんでッ・・・・・・!!!!!!お前じゃないッ!!!!」


・・・・・・・。


「その親父さんの栄光も・・・・もう終わりそうだけどな???」


何だこの女・・・・・・。


唇を噛み・・・ジッとそのデブを見ると・・・・・。


「お前を逮捕する・・・宮里昌也・・・・」


・・・・・・。


は・・・・・????




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