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KOIBUMI 2
第30章 あの人の正体



まち子said


宮里の前にしゃがみ・・・宮里の顔をジッと見つめた。


宮里は口を開けたまま私を見つめる・・・・。


「先日あった・・・凛のマネージャーさんとその娘さんを誘拐・・・監禁・・・強制わいせつ・・・そして脅迫の罪・・・・沖縄で起こした強制わいせつ強要罪・・・略取誘拐罪・・・そして・・・上原淳を刺した・・・殺人未遂の罪・・・・。」


・・・・・・。

他にも知ってるわよ?


ボ~―っとした顔で私を見てくる宮里・・・・。


私が宮里の手を掴むと・・・・。


奥に控えていた警官が10人以上出て来て・・・・。


私に手錠を渡した・・・・。


「宮里昌也・・・・11時47分・・・逮捕状が無い為・・・緊急執行する・・・・」


そう言って手首に・・・ガチャッと・・・・手錠を掛けた。


警官は宮里を立たせ・・・・連れて行こうとする・・・。


宮里は脚をふら付かせ・・・・。


「・・・・お前・・・・何なんだよ・・・・」


・・・・・・。


「警視庁・・・捜査一課・・・・警部・・・・木村まち子(笑)」



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