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KOIBUMI 2
第32章 さようなら、大好きな・・・小笠原・・・。
自分を愛せない奴が人を愛せるか?
仲間や家族を愛せるのか?
大悟は少し顔を上げて・・・・。
「はい・・・・。俺・・・頑張ってこの島で生きます・・・・・」
・・・・・(笑)
「たまに抜き打ち来るからな?(笑)」
そう言うと大悟は腕で涙をぬぐった・・・・。
ボーーーーーーッ・・・・と船の汽笛が鳴って・・・・。
「ではそろそろ・・・・」
船の入り口に居たオジサンが俺等に乗船を促す・・・・。
あっ・・・このまま乗船ッ????
(笑)
まぁ・・・いっか!!!(笑)
凛は俺の腕に掴まって一緒に船に乗船・・・・・・。
「荷物は????」
凛が目を真ん丸にしてそう言った・・・・・(笑)
「もう部屋に運んでもらってる(笑)」
そう言うと凛は笑って振り返り・・・・柵に手を置き・・・・。
「・・・素敵な島だったな・・・・」
・・・・・・。
下を見ると・・・皆がブンブンと手を振っていた・・・・・(笑)