この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第3章 イケナイ調教師(天地シリーズ)


ロイドは驚いてアルを見た。

アルから手を握ってきてくれた、それは嬉しいにこしたことはない…

ないのだが―――


ロイドはアルのその握り方に違和感を覚えていた。


小さな子供が親に甘えているように、アルは握ったロイドの手を振りながら笑顔を向けてくる。

アル?…

やっぱり、ちょっと…


愛馬を牽いて歩くロイドの隣で、初めて訪れた町を眺めながらアルは鼻歌を歌っている。


無邪気すぎる…


ちょっとした仕草に幼さが見てとれる。


幼児返り…か…



ロイドはアルを気に掛けながら宿に入った。


「いらっしゃいませ。ご予約のロイド・グレーバン様ですね。ダブルの部屋を二部屋でよろしかったでしょうか?」


「ああ、頼む」


そう言ってサインをするロイドの服の裾を、アルはくっと引っ張った。

「……?」

「お部屋、別々なの?」


「……ん?」


アルは長身のロイドを見上げて首を傾げ、無邪気な瞳を投げ掛けた。


「別々はさみしいなぁ…」

「……っ…//」

小石のない場所で、うつ向いて小石を蹴る動作を繰り返す…


/213ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ