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従妹と、離れで過ごす夏
第2章 従妹の、思わぬエロ攻勢
映画は、アフリカの大自然を舞台にしたドキュメント仕立ての内容。
壁にスクリーンが下がり、ふかふかの安楽椅子が画面の左におじさん、右に僕という感じで、斜めに置かれ談笑しつつ鑑賞。おじさんは、スコッチ片手に上機嫌だ。

しかし僕は、映画どころじゃない状態。ゆみちゃんの巨乳が頭の中いっぱいに広がり、僕の股間はうなりっぱなし。僕は室内が暗いのをいいことに、ズボンの中に手を突っ込み、チンポを弄(いじ)りまくっていた。
「ゆみちゃん!お乳!おしり!おマンコ!」
思わず口走ってしまい、あわてて口をつぐむ。ちょうど映画で大きな音が響いたところだったので、よかった。サウンドがきついのは、こういう面で役に立つ。

しかしチンポ弄りで性欲をごまかすのも、限界がある。ゆみちゃんの巨乳のとろけるように柔らかいのを、僕はいったん自分の裸の胸で受け止め確かめているのだ。その天国みたいな柔らかい暖かい感触の前には、チンポ弄りなんかメじゃない。
僕の腰が、椅子から何度も浮いた。僕の腰が、ゆみちゃんの腰を激しく求めいまにも飛んでいきそうだった。
おじさん、ゴメンと中座しようとしたとき、映画が終わった。終わってくれた。映画は、1時間足らずの短編だった。
「ヨリトくん、いい映画だったろ?」
「あ、はい。画面がきれいでした」
「これから、毎晩、見よう」
僕は、内心、こんなもん毎晩見てたまるか、と思った。そんな暇は、ない。ゆみちゃんの魅惑の裸身を開発するのに忙しくなるから、な!
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