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またいつか貴方と
第19章 絵画展での大事件
愛の告白に顔が真っ赤の亜里沙と直人くん
聞いてるこっちまで恥ずかしくなってきた。
「直人くんは亜里沙ちゃんに愛されてるな。
俺も沙綾にそんくらい言ってもらえたら
もっとしあわせなんだけどなーー」
遠回しに言えって言ってるよ...
よし!こういう時は...
「沙綾だって思ってるよ。
でもしょっちゅう言うと軽いじゃん!
大事な時に言うの。」
よし。これでOK...
と思ったのにそうはいかなかった。
「それはいつ?」
「えっと...クリスマスとか」
えーーー。まだ半年くらいあんじゃん。と
落ち込んでる。失敗だった。
『ということだから今日は
先輩に甘えればいいのよ。』
亜里沙は直人くんの手を握った。
きゃーーーー/////
『うん。先輩ありがとうございます』
「いいってことよ。
さてもうちょっとで着くよ。」
二人はいいカップルだと思う。
亜里沙もあぁ見えてピュアだしね。
すると美術館に着いた。
車から降りて入口へ向かう。