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またいつか貴方と
第3章 ぬくもり



聡くんのお部屋は男の子の割に綺麗だった。
お兄ちゃんの部屋を見ていたからか
男の子部屋は汚いと決めつけた私がいた。



「沙綾適当に座ってて。
何か飲み物取ってくる」
と部屋を出ようとしたら

『はーーーい!沙綾ちゃんどうぞ♡』


来ました!!!!!!!
お母さん乱入ーーーー



「母さんお願いだから勝手に入らないで」

聡くんは苦笑いしながらホントに嫌そうだ…



「あ、ありがとうございます」

『うんうん!!!
あっ、沙綾ちゃんお昼食べるよね?
パスタにしようと思うの。
何がいい?♡』


キャピキャピだなーと思いつつも
「カルボナーラが好きです!」と
答えると


『じゃ、生クリームとアスパラ買いに行かなきゃ』
と軽やかな足取りで部屋から居なくなった。




「...沙綾ごめんな。
母さんあんなんだから」

「ううん。おばさん変わってないね。」

ホントにウザイんだよーって聡くんが嫌がってた。
確かに年頃の男の子からしたらちょっと嫌かも。





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