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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ
お邪魔しましたとおばさんに伝えて
聡くんの家を後にした。
うん。今度久々にバイクに乗って
デートに行こうかな!
と呑気なことを言ってると家の前に
亜里沙が立っていた。
『遅い!!』
「まだじゃん待ち合わせー」
と笑っていると
亜里沙はスマホを出して印籠のように
『30分遅刻で心配だから来たの!』
めちゃくちゃ怒ってます…
「えーだって部屋の時計はまだ…」
『電池切れじゃないの?
いつも言ってんじゃん!スマホ見ろスマホを!』
ごめん。と素直に謝って準備をした。
亜里沙は部屋のに上がってきて
私たちの写真を見ていた。
あ、亜里沙たちあれからどうなったのかな。
聞いた見ないと…
「亜里沙達はあれからどう?
ご両親まだ何か言ってくる?」
すると亜里沙は
『だから今日その話をしようと思ってね。
直人は今日バイトだし。』
なるほど。
一応ちゃんと話し合ったんだ。なら少し安心だわ。