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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ
行ってきます。と家をでて亜里沙と歩く。
少し電車に乗ると繁華街へ出られるから
電車に乗っていくことにした。
「で?どうなったの?」
『…って、ちゃんと…した』
なんにも聞こえなーい。
こういう恋愛話になると亜里沙は
声がすごく小さくなる。
「え?」
『だから直人がうちに来てちゃんと了承をとったの。』
ん?認めてくれたってことなの?
「え?そうなの?」
『うん。あっさりしてたし言われたことが
『あなたにちゃんと好きな人がいるならいい。
浮かれた話を知らなかったから心配になった。』
ですって。バカにしてるのかしら。』
なんだ!直人くんちゃんと言ったんだ。
よかった。好きなのに別れるとか嫌だもん。
「直人くんなんて言ったの?」
ちょっと聞いただけなのに
亜里沙は真っ赤な顔をして話をしてくれた。